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Jordan Tatum 2

​総合評価

B

トラクション
前作からグリップは改善されたものの、まだ十分ではありません。特にミッドソール部分はソールのパターンの少なさが原因で、安定した止まり方が難しいです。寒い時期に湿気が溜まりやすい体育館などではさらに滑りやすくなるので注意が必要です。全体的に見て、最近の他のバスケットシューズと比べるとトラクション力は劣ると感じました。

ランニング
ミッドソールにはパイロンとフロントズームを搭載し、ズームエアの反発力がしっかり感じられます。特にジャンプや走り出しの際に推進力があり、ランニングが非常に楽になる設計です。ただし、前後の角度はほぼフラットで、フラットなソールを好む方には使いやすいですが、丸みを帯びたソールを好む方には違和感があるかもしれません。

フィット
アッパーにはリノウイーブを使用し、履き口周りとヒール部分にはシンセティックレザーを採用されています。日本で発売されるモデルは幅が広めに設計されている事もあり、ヒールのロックダウンはしっかりしていて足が靴の中でずれることは少ないです。ただし、アッパーが柔らかいため、急な動きの際にサポートの物足りなさを感じることもあります。

総合 7.2/10
Tatum 2 のトラクションはラバー部分のが前回から改善されグリップ力が向上しましたが、ヒール部分のフォーム素材がまだ不安定です。また、ランニングのクッションは反発力が優れていましたが、TPUプレートの切り替わり部分に違和感があったため、今後のシリーズで改善されることを期待します。

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